こんにちは!
キャンプ歴5年目。アラサー&シンママの火野あかりです。
今回は、私が愛用しているアウトドア用薪ストーブについて。
キャンプで通年薪ストーブをつかっている私が薪ストーブのメリット・デメリットをご紹介します。
- アウトドア用の薪ストーブって憧れるけどどんなものかわからない。
- 薪ストーブって手入れが大変じゃないの?
- 普通の焚火でよくない?
- 冬しか出番がないんでしょ?
↑↑のような疑問が解決するかも!
普通に焚火台で焚火をするのもいいけれど、薪ストーブで火を焚くといいことがたくさんあるんだよ!
あかりは夏でも薪ストーブを持っていくほどのヘビーユーザーだもんね。
薪ストーブは一家に一台あった方がいいと思う!
薪ストーブ導入を悩んでいる方向けに、薪ストーブを使うメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
はっきり言って薪ストーブはかなりおすすめのアウトドアグッズなんです!
キャンプでつかっている愛用薪ストーブをおすすめ
私が使っているキャンプ用の薪ストーブはこちら。
テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS)のウッドストーブM サイドビュー。
2018年に発売され、2019年にグッドデザイン賞を受賞しした薪ストーブです。
2019年には本体の横だけではなく、両サイドに耐熱ガラスが入ってリニューアル♪
いろんな角度から炎がながめられる仕様に変更されました。
このリニューアルでこのストーブを買うことに決めたんです!
ただ暖かいだけじゃなくてストーブは炎を見れないと面白くないもんね。
購入して約2年。
キャンプのたびに連れ出しているので、現在は変色、変形してしまっていますがまだまだ現役でがんばってくれています(*’ω’*)
薪ストーブを冬キャンプ以外でもおすすめしたくなる理由
キャンプで使う薪ストーブと焚火台の違いは、おおざっぱに言うと火種が囲われていて煙突が付いているところ。
焚火台はオープンなのでワンアクションで薪をくべることが可能です。
薪ストーブは薪投入口を開けたり空気孔を調節したりとめんどくさいイメージですが、使用中ははるかに焚火より扱いやすいんです。
まずはそのメリットからご紹介します♪
メリット
冬キャンプだけじゃない!夏に使っても楽しい薪ストーブのメリットはこちら。
- 火の粉・灰が飛ばない、煙が目にしみない
- 火力調整が簡単
- 調理器具が煤で汚れない
- オーブン調理ができる
- 幕の中で使える
①火の粉・灰が飛ばない、煙が目にしみない
焚火をしていて気になるのは煙が目にしみたり、薪が爆ぜて火の粉が飛ぶこと。
火が出ているときに風が吹いたらアツアツの火種がぶわっと飛ぶことがあるので結構ヒヤヒヤしますが、薪ストーブはこのような心配がありません。
箱の中に火種があるし、煙は煙突を通って高いところから排出されるので「煙が目にしみて痛い!」っていうことは皆無。
たったこれだけのことだけど、これがかなり快適なんだよね。
僕らとしても焚火台から飛び出して、下の草を焼いてしまうのは忍びない…。
灰は煙突から出てテントに落ちてはいるけど量はかなり少ないから撤収作業はかなり楽なんだよね。
火種の管理がしやすいので小さなお子さんがいるところはおススメかも。
ただ、薪ストーブは高温になるので、「ストーブ本体に触らないようにする」という対策は必要です。
火力調整が簡単
基本的に薪ストーブには火力調整のための弁が2カ所についています。
1つが空気を取り込むための通気口。
もう1つが煙突についている排気口、ダンパーと呼ばれています。
この通気口とダンパーの開閉を調整することで思い通りの火力に調整することができるんです。
薪の節約をしたかったら、通気口とダンパーを閉めればいいし、火を大きくしたかったら全開にしたらいいしね。けっこう簡単♪
火力全開にしすぎるとストーブが傷むから温度計は必須だよ。
調理器具が煤で汚れない
普通の焚火料理は、燃えている薪の上にゴトク(鍋を支えるもの)を置いて調理するワイルドなスタイル。
で・す・が、これでは鍋にススが付いて真っ黒になってしまうんです!
それがいいっていう方もいると思いますが、そのまま収納するといたるところにススが付いて真っ黒に(汗
ススはついてほしくないけど、焚火料理がしたい!
そんなわがままキャンパーに薪ストーブは最適です。
薪ストーブの天板は燃えた薪の熱で200ー300度に温められているので、天板の上にお鍋やフライパンをおけば十分調理が可能です。
じっくりしたい煮込み料理や炊飯も直接薪の上で調理するより簡単にできます。
薪ストーブの窓から火を眺めつつ、調理が気軽にできるのは嬉しいことですね。
オーブン調理ができる
これは一部の薪ストーブに限られますが、ストーブの室内が広めだったり、アウトドア用のオーブンを使うことで、外にいながらオーブン調理が楽しめます♪
我が家では朝ごはんに焼き立てパンを作ることが多いです。
出発前にパン生地を作って冷凍庫に入れておいて、クーラーボックスにそのままIN!( *´艸`)
翌朝にはいい感じに解凍できているので、整形して型に入れてアツアツの薪ストーブオーブンへ♪
これを幸せと呼ばずして何と呼ぶ…
コンロ用のオーブンやダッチオーブンもあるから、わざわざ薪ストーブでやる必要はないんだけど…ロマンだよね。
まちがいなくロマンですね(*´∀`)
幕の中で火が使える
薪ストーブは煙突から煙を排出するので、煙突の出口がテントやタープの外に出ていれば幕の下で使うことができます。
焚火だと熱で幕が溶けてしまったり、火事になったりするので危険ですが、薪ストーブは煙突や本体が幕に直接触れなければ比較的安全なのです。
薪ストーブを密閉されたテントやシェルターの中で使うのは基本的にNGです✖
扉を開けたりベンチレーションを確保するなどしっかり換気に注意してください!
デメリット
さすがにオールシーズンつかうのはちょっとなー…となってしまうデメリットはこちらです。
- 収納・積載に場所をとる
- 撤収が大変
- 値段が高い
①収納・積載に場所をとる
薪ストーブはソロ用の小型の物からパワフルな大型タイプと種類は様々。
チタン製で軽くて折りたたみできるものもありますが、基本的には頑丈なステンレスや鉄で作られているので箱のまま収納するものがほとんど。
そのため、収納するにはスペースが必要ですし、車に積載するとかなり場所を取られます。
個人的には、薪ストーブを導入してない人はここがネックになってるんじゃないかなと思う。
冬しか使わないから、収納スペースに困るっていう人は多いかもしれないね。
だからこそ、薪ストーブを通年使ってください!と声を大にして言いたい!!
車への積載に関しては車種によると思うのですが、我が家は軽自動車で子供2人+大人1~2人。
できるだけコンパクトに積載できるギアを選んで購入し、薪ストーブを乗せるようにしています。
今後子どもたちが大きくなると、さすがに軽自動車では難しくなってくると思うので、我が家も積載は課題です(;^_^A
でも、一度薪ストーブを使ってみたいけれど、買うのはちょっと…という方は、薪ストーブがレンタルできるキャンプ場や常設されているロッジがあるので是非一度使ってみてくださいね♪
撤収が大変
アウトドア用の薪ストーブは設置する際に組み立てる必要があります。
最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば結構簡単にできます。
設置よりも大変なのは撤収。
ズボラ代表としては③と④が非常にめんどくさいです!(◎_◎;)
でもススをしっかりとっておかないと、手が汚れたり火災の原因にもなるので必要なことです。
④のパーツをきれいに収納するときも煙突の入れ方がうまくいかなかったり、オプション品が多すぎてどうしようって毎回困ってしまう…。
撤収だけやってくれるサービスってどこかにないかなっていつも思います(;´・ω・)
そんなニッチでピンポイントなサービスの需要はあかりだけだよ。
値段が高い
キャンプギア全般に言えることですが…。
値段が高いんだよっ!(ノД`)・゜・。
薪ストーブは安いものでも1万円前後、高いものは数十万円以上。
テント、タープ(屋根)、シュラフ(寝袋)などの必要物品にはお金をかけられても、使うか使わないかわからない薪ストーブにそんなにお金をかけられないですよね…。
コストを抑えられる薪ストーブはホンマ製作所の時計型ストーブが有名どころ。
安くて頑丈で薪がたっぷり入るので、薪ストーブ初心者さんにはおすすめの1台です。
でも、直径が35cm、高さ42.5cmあるので収納、積載スペースには余裕が必要。
折りたためてコンパクトに収納できるものは比例してお値段が高くなるので、更に手が出しにくくなってしまいますね(汗
まとめ
今回は、キャンプ用薪ストーブの出番は冬キャンプだけなのかメリットとデメリットをご紹介しました♪
・メリット
- 火の粉・灰が飛ばない、煙が目にしみない
- 火力調整が簡単
- 調理器具が煤で汚れない
- オーブン調理ができる
- 幕の中で使える
・デメリット
- 収納・積載に場所をとる
- 撤収が大変
- 値段が高い
準備や片付け、保管に手間がかかりますが薪ストーブを使うとキャンプが確実に楽しくなります!
「不便を楽しむのがキャンプ」と言われていますし、そんな手間も楽しみの1つ。
よかったらキャンプに薪ストーブを導入して楽しんでください。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!
火のある丁寧な暮らしに憧れる
アラサーシンママの火野あかりでした。
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