こんにちは!

キャンプ歴5年目。アラサー&シンママの火野あかりです。
キャンプで焚き火を楽しみたいけど、子供と一緒のキャンプだと危ないんじゃないか?と思う方もいるはず。
けれど、焚き火には大変さを上回るだけの楽しさがあります。
この記事では、子連れでも安全に焚火をする方法をご紹介しています♪
- 母子キャンプで焚き火をしてみたい方
- 使いやすい焚火台を探している方
- 焚き火に必要な道具を知りたい方
- 安全に焚火をする方法を知りたい方



あかりはキャンプで毎回焚き火をするの?



私は焚火をしにキャンプに行ってるようなもんだからね(*’ω’*)
火を燃やしてストレスも一緒に昇華しちゃう…♡



さすが火の変態(;´・ω・)
「火を燃やす」って家の中では絶対にできない非日常。
炎には癒し効果もあると言われていますので、せっかくのキャンプで焚き火をして楽しんじゃいましょう♪


母子キャンプで焚き火を楽しもう!知っておくべき焚き火のマナー
キャンプでも楽しんでいただきたい「焚き火」。
でも、ただ単に火をつければいいってもんでもないんです。
焚き火にもマナーがあるってご存じでしたか?
キャンプ場では直火禁止!!「焚き火台」を使いましょう
焚き火のマナーその①
キャンプ場では基本的に「直火禁止」
焚火をするためには「焚き火台」と呼ばれる道具が必要です。
焚き火をするために使う道具。燃料である薪を乗せて火をつける台のこと。


なぜ直火での焚き火が禁止なのか?
1つは火災、山火事などの問題
2つは地面を守るため
直火だとどうしても、周りに燃えやすい木や葉っぱがあると火事になるリスクがありますよね。
焚き火台を使うことで、そのリスクを取り除いているわけです。
また、多くのキャンプ場の地面は「芝生」または「草や土」で覆われています。



はい!問題です。草や落ち葉の上で焚き火したらどうなりますか?



焼けこげるに決まってんでしょうが!!!(怒)
草は焼けたら生き返りません。地面もまたしかり。
直火の後は消せませんし、燃えた後の炭や薪は分解されないので土にかえることはありません。
管理人さんたちが頑張ってお世話した綺麗なサイトが、マナー違反の直火でボロボロになってしまうことも。
最近では、禁止場所で直火をしてそのまま放置することを「焚き逃げ」と言っています。
焚き逃げは立派な犯罪行為!
どうしても直火をしたければ、直火OKのキャンプ場もあるので調べてみてください。
ちなみに、関西では奥琵琶湖キャンプ場というところが直火OKなキャンプ場です。



なかなか予約が取れないんだよね(;^_^A
いつか行ってみたい!!
ファイアーし過ぎはNG!火の大きさに気を付けて
焚き火のマナーその②
キャンプで焚き火といえば、「キャンプファイヤー」を想像される方が多いはず。
キャンプファイヤーのイメージって…↓↓ですよね?


これ、キャンプ場では絶対にやってはいけません!!(笑)
大きな火柱が上がると、煙や火の粉がたくさん舞い上がってしまいます。
アツアツの火の粉が他のキャンパーのテントや車に落ちてしまうとテントに穴が開いてしまいます。
さらに、テントが燃えて火事や火傷、さらには山火事なんかもおこって大事故になることも(汗)
キャンプ場では趣き深く、チロチロと小さめに燃やすのがマナーです。


母子キャンプの焚き火を変える!便利・楽しい・安全な焚き火グッズ
ここからはキャンプで焚き火をするのに必要な焚き火グッズや便利グッズ、焚き火が最高に楽しくなる面白焚き火グッズをご紹介していこうと思います。
さくっと読み飛ばしたい方は↓↓をクリックしてください♪
・絶対必要な焚き火グッズ
・あったら便利な焚き火グッズ
・焚き火の楽しさが倍増する焚き火グッズ
母子キャンプで焚き火を安全にするための焚き火グッズ
キャンプで焚き火をするのに必要なものは、「焚き火台」「薪」「火種」の3つ。
この3つがあれば最低限の焚き火ができます。
他にも、使いやすい焚き火グッズをみていきましょう。
焚き火をするための必需品
快適に焚き火をするために必要な道具があるのでリストアップしてみました。
薪(端材)
薪は焚火の燃料で、大まかに2種類に分けられます。
スギやマツなどの「針葉樹」とカシやクヌギなどの「広葉樹」です。
キャンプで一晩使うくらいなら針葉樹の薪で十分ですが、冬に1日燃やし続けるとなると針葉樹ではものすごい量が必要になります。
広葉樹の薪なら10kg程度あれば一泊のキャンプで十分足りるので、どのくらい燃やすか時間を計算して入手しましょう。
針葉樹の薪はキャンプ場でよく売られていますし、無料でいろんな薪を使うことのできるキャンプ場もあるので、事前に問合せしてみてくださいね♪
着火剤(松ぼっくり、杉の葉っぱ、小枝など)
着火剤は100均に売っているようなアルコールの着火剤でも構いませんが、落ちている「松ぼっくり」や「小枝」なんかも着火剤として超優秀!
松ぼっくりは「松ヤニ」という油分をたくさん含んでいるので数分燃え続けてくれます。



近くに松林や杉林があるキャンプ場ならいろいろ落ちてるし、子供たちと拾い集めるのもイベントになって楽しいですよ♪



前の日に雨が降ったりすると、松ぼっくりや小枝が湿ってる可能性もあるから、念のため着火剤は持って行ってもいいかもしれないね。
「新聞紙、段ボールは着火剤には向かない」
新聞紙や段ボールを着火剤に使うと、灰がたくさん出てしまいます。
風に舞うと他のキャンパーに迷惑がかかる可能性大!
どうしてもの時以外は使わないようにしましょう。
火をつける道具(ライター、チャッカマン、ファイヤースターター、最強のバーナー)
火をつける道具はライターやチャッカマンで十分です。
もし、ちょっと遊んでみたいというかたは「ファイヤースターター」を使ってみてください。


ファイヤースターターは「メタルマッチ」と呼ばれるもので、マグネシウムでできた黒い棒をナイフなどで削り、火の粉を出して着火するというサバイバルツール。
ライターのガスが無かったり、風が強かったり、雨や雪でも問題なく着火できる優れものです!
手っ取り早く着火したい!という方はガス缶に取り付けられるバーナーがおすすめ。
一瞬で火が付きますよ( *´艸`)


火ばさみ
焚き火中に薪の位置を変えたいときに重要なのが火ばさみ。
100均のトングでもなんでもいいですが耐久性には問題があるので、ヘビーに使う方は専用の火ばさみがおすすめです。


母子キャンプで焚き火を安全にするための便利な焚き火グッズ
焚き火は火を使うものなので、ここは慎重にいきましょう。
持っていかなくても大丈夫ですが、ある方が安全面はかなり違います!
・耐熱グローブ
燃えている薪の位置を変えたり、焚き火台の位置を調整したりするときに便利なのが耐熱グローブ。
火ばさみでも十分ですが、あるとスムーズにできるので便利です。
ホームセンターで売っている工業用の耐熱グローブでもいいのですが、耐熱温度は専用品の方に軍配。
しっかりフィットする物を選ぶのもポイントです。


・木を切るもの(のこぎり、鉈、斧)
キャンプ場で売っている薪は45cm程度のものが主流。
コンパクトな焚き火台だと薪が乗り切らずに落ちて危険なことも。
先に木を切っておくと安全です。


・火消壺
焚き火の後、片付けを始めるには薪が燃え尽きるのを待たなければいけません。
火消壺があれば燃えている薪を入れて酸素を遮断し、強制的に消火することができます。
火消壺に入れて30分もすれば消火できるので、片付けが早く済みますよ(*’ω’*)
火消壺に入れて消火できるまでは火消壺はかなり熱くなります。子供たちが触れないように注意が必要です。


・囲炉裏テーブル
焚き火台を囲って子供が直接焚火台に行けないようにするテーブルです。
本来は焚火を囲ってみんなで食事するためのものですが、我が家ではストーブガードの代わりに使っています♪
焚き火台と一定の距離を保てるので、かなり安心できますよ。


母子キャンプの焚き火に無くてもいいけどあったら楽しいもの♪
別に持っていかなくてもいいんだけど、持っていけば子供がめっちゃ喜ぶグッズはこちら!
バーベキュー串(ソーセージ、マシュマロを焼く)
せっかく焚き火があるから何かあぶりたいですよね?マシュマロとか焼きたいですよね?
そんな時はバーベキュー串がおすすめ!



割りばしにマシュマロさしてもいいんだけど、絵が短いから子供にはややつらい…。



せっかくなら自分でやらせてあげたいしね♪


アートファイヤー
調味料のように小さな袋に入っているアートファイヤー。
これを焚き火の中にぽんっと放り込むと…。


焚き火の炎が虹色に変化!!
100%子供たちがワーキャーするやつ(笑)
子連れ焚き火では鉄板ネタでございます。



うちの息子は、焚き火に入れたすぎて明るいうちに投入したから全然虹色に見えなかったよ(;^_^A



皆さんは夜になってからやってくださいね!
母子キャンプの焚き火台は使いやすさが重要
では、次に母子キャンプで使いやすい焚き火台紹介をしていきましょう。
母子キャンプで使う道具に共通するポイントは3つ。
- コンパクト
- 組み立て簡単
- お手入れがしやすい
持ち運びや管理がしやすいことが重要ですが、焚き火台は火を使うものなのでタフさも必要です。
母子キャンプで使いやすい焚き火台はこれ
母子キャンプで使いやすい焚火台を紹介していきます。
ユニフレーム ファイアグリル


ユニフレームというアウトドアメーカーの焚き火台。
超定番&ロングセラーの商品で、焚き火台と言えばコレ!と言われるほど。
網が標準装備されているので、焚火だけではなくバーベキューも楽しめます。
組立は簡単で、四角い本体とロストル(灰受け)を支柱の上にポン、ポンと乗せていくだけ。
慣れれば数秒で設営できますよ♪


収納は四角い本体の中に、支柱とロストルを入れるだけでOK。


※本体の中に入れても、固定されるわけではないので収納ケースは必須です。


また、本体がしっかり作られているので、ベビーに使っても壊れないタフさも魅力です。
※本体やロストル(灰受け)は一度火を入れると変形しますが、使い続けるには問題ありません。



我が家でもキャンプをはじめた当初から使っている焚き火台。4年経っても問題なく現役です!


スノーピーク 焚火台


おしゃれなキャンプグッズが多いアウトドアブランド「スノーピーク(snow peak)」から出ている焚き火台。
構造がとてもシンプルな折りたたみ式の焚き火台なので、設営・収納は一瞬。←嬉しいポイント♪
折りたたむとほぼフラットになるのが特徴で、コンパクトに収納できます。


オプションがかなり豊富なので焚き火の熱を利用して様々なグリル料理が楽しめるのも特徴。


このオプションはスノーピーク製品であれば、他のキャンプ道具と使いまわしできることがあるのでグリル系はスノーピークの商品でそろえると使い勝手が広がります。



ただし!
わぁ!びっくりした!!



めちゃくちゃ頑丈に作られているのが仇となり、Mサイズの焚き火台でも約4kg!Sサイスで2kgあるので女性が扱うにはやや重め。取り扱いには十分注意してくださいね(;^_^A


超コンパクトな焚き火台は要注意
どっしりとした焚き火台だけではなく、超コンパクトになる焚き火台も発売されています。
メッシュ素材の焚火台


ピコグリル


メッシュの焚き火台やピコグリルは、某有名キャンパーさんも愛用しているおしゃれで機能的なグッズ。
かなりコンパクトに収納できるので、ソロキャンパーやライダーさんには嬉しい焚き火台です。
母子キャンプではできるだけコンパクトで軽くなると嬉しいですよね。
でも、焚火台が軽すぎると、子供がつまずいたり風がふいたりしたときに焚き火台が転倒してしまうリスクがあります。
せっかくの焚き火でケガをするのも悲しいこと。
子連れキャンプでの焚き火台は2kg程度の重量があると安心できますよ(*’ω’*)
また、コンパクトな焚き火台は、火床(薪を燃やすところ)が低い位置にあるものが多いです。
火床が低いと焚き火の熱が地面にダイレクトに当たってしまうので、前述したように地面を焦がす原因になります。
コンパクトな焚き火台を使用するときは耐熱シートで地面を保護しましょう。




母子キャンプで使っている焚き火台をご紹介
ストーブマニアの私は3種類の焚き火台をキャンプで使い分けています。
3種類をご紹介していきますね。
ユニフレーム 焚火台


前述したユニフレームの焚き火台は母子キャンプでは1軍☆
4年間使い続けても全く壊れる気配のないコスパ抜群の焚き火台です。
使える面積が広いので、焚き火をしながらバーベキューをしたり、お鍋やフライパンを乗せて焚火調理を楽しんでいます。



よりミニマムなソロ用もあるから、焚き火だけをしたい母子キャンパーには、小さい方がおすすめ。



30㎝四方だから、薪も小さいものを準備する必要があるね。


ユニフレーム 薪グリル


男(?)のロマン。かまど型の焚き火台。その名も「薪グリル」。
焚火調理に特化した構造になっていて、後方からの風を避けられるようになっています。
ただ、後方をふさがれているので暖かい熱が前方にしかいかないということが唯一のネック(;^_^A
寒い時期に大人数で暖を取るには不便なので、寒い時期の出番はほとんどありません(笑)



ただ、ただ、私のロマンを求めて購入した薪グリルです( *´艸`)


ロゴス ピラミッドグリル コンパクト


ロゴスのピラミッドグリル・コンパクト。
子供たちが寝た後に、焼き鳥でもちょこっと焼こうかな、と思って購入した卓上で使える焚き火台です。
いつも子供たちと一緒に寝落ちしてしまうので、ほとんど使う機会はないのですが、非常にコンパクトに収納できるのでいつでも出せるようにキャンプグッズのセットの中に忍ばせています。





いつかやりたい、ソロバーベキューやソロキャンプ用に温めているところです…。


母子キャンプでレギュラーで使うものは使いやすさを優先しています。
時々、バリエーションを楽しむためにサブの焚き火台が出動!
まだまだ欲しい焚き火台がたくさんあるので、キャンプスタイルに合わせて変えていこうと思っています。
まとめ
キャンプでする焚き火ってとても楽しいものですが、子連れキャンプだと気を使いますよね。
ただ焚き火をするだけでは安全管理が難しいかもしれませんが、いろんなグッズや焚き火台を使って子連れでも十分焚き火を楽しめると思います。
よかったら実践してみてくださいね♪



最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!
火のある丁寧な暮らしに憧れる
アラサーシンママの火野あかりでした。


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