こんにちは!

キャンプ歴5年目。アラサー&シンママの火野あかりです。
今回は、月1で母子キャンプをしているシングルマザーの私が、キャンプのタープの選び方【ファミリーにもおすすめタープ10選】というテーマで記事を書いていきます。
- 母子キャンプで荷物を減らしたいけどタープって必要?
- 1人で張れるタープってあるの?
- ファミリー用のタープが欲しいけどどんなものがいいの?
- タープの中で焚火ができるって本当?
\ 解説よりもサクッとタープを選びたい方はこちら /
キャンプにはタープなしでも楽しく過ごせますが、タープがあればより快適に過ごせます。
でも、タープってユーザーの好みが大きく分かれることが多いんです。



せっかく重い荷物を持ってきたのに、キャンプの目的と違ったタープだったから、結局タープを使わなかったとか、よくある話なんだよね。



目的に応じたタープの使い方なんてあるの?



例えば、大人数なのに小さなタープだったり、タープの近くで焚火したら熱で溶けちゃったとか…。
母子キャンプでは荷物を減らしたいけど、タープはやっぱり持っていきたい!
タープにはいろいろな特性があるからたくさんの中から選ぶのは大変です。
母子キャンプに持っていけるタープと、キャンプの目的に合わせたタープの選び方をご紹介いたします♪


母子キャンプでタープは必要か?そもそもタープとは?


タープとはキャンプなどアウトドアで日差しをさえぎり、雨から守る「屋根」を作るアイテムです。
天気が良ければ青空を見ながらのんびりすることもできますし、キャンプではタープなしでも過ごすことはできます。
でも、強い日差しの下では、タープで影を作れるとより快適に過ごせるんです。
夏は日焼けや熱中症が予防できますし、気温が下がる秋冬では昼夜の温度差で夜露で荷物が濡れることも防げます。
タープを用意しておけばキャンプが快適になるのでおすすめです。



あと、山のキャンプ場では天気が変わりやすいから、晴れるか怪しい時はタープは必須だねぇ。



大きめのテントなら中で過ごせるけど、せっかくキャンプに来たなら外にいたいよね。
家族が3~4人なら2~3m四方のタープなら大きさ的には十分ですし、布1枚のタープなら支柱のポールとロープがあれば立てることができるので、小さい荷物で広い面積をカバーできて気軽に持っていくことができますよ。
あと、タープがあると「キャンプしてる感があってカッコイイ」ので個人的におすすめです☆
母子キャンプではタープの張り方を考えよう【タープの種類】
母子キャンプでは大人が1人なのでやることがたくさん。
タープの設営も簡単なものがいいですよね。
ここからは張り方(種類)別にタープをご紹介していきます。
初心者におすすめワンタッチタープ
ワンタッチタープは組み立てがめちゃくちゃ簡単です♪
ポールがすべて紐でつながっていて、紐を引くとタープが完成するようになっています。
すぐに設営できて、片付けも早いので、初心者さんにはおすすめです。
ただ、部品がたくさんあるので大きくて、やや重め。
オートキャンプで車ですぐ近くまで運べるような環境であれば問題ないかと思います(=゚ω゚)ノ


荷物が少なくなる1枚布のタープ
1枚布のタープはポールのみで立てることができるので、荷物が少なくなり手軽に持ち運ぶことができます。
実は、タープと一言で言ってもたくさん種類があるんです♪
タープの形いろいろ
・ウィングタープ(ひし形)


・レクタタープ(長方形)


・ヘキサタープ(六角形)


・オクタタープ(多角形)


できるだけ設営時間を短縮したいという方にはウィングタープがおすすめ。
ウィングタープはひし形で、羽を広げたようなコンパクトな印象のタープです。
ロープを固定する角が多いとペグ(固定する杭)が必然的に多くなり、地面が固いとペグを打つのも一苦労。
その点、ウィングタープなら、タープを支えるポールを含めて、打つペグは6本。
一番角が多いオクタタープなら、10本打たなければいけないので、ペグが少ない方が時間が短縮できるんです。



ペグ打つのって地味に大変なんだよね…。何回ワンタッチタープに変えようと思ったことか。



あかりはなんで布のタープにしてるの?



やっぱり荷物がかさばるしかな。あとは、やっぱり開放感が違うんだよねぇ。風が吹いてなびく感じとか、たまらない…。
設営にちょっとしたコツがいるのですが、慣れてきたら大きなタープでも一人で張れるようになります。
コンパクトなタイプならデイキャンプにも持っていきやすいですよ♪
わんぱくな子には向かないタープもある
メーカー | キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) |
商品名 | レニアス スクリーンメッシュタープ |
本体サイズ | (約)310×330×200cm (7.5kg) |
収納サイズ | (約)80×20×20cm |
生地素材 | ナイロン |
耐水圧 | 防水 |
付属品 | 収納バッグ |
四方をメッシュで囲まれた、スクリーンタープというものがあります。
メッシュになっているので虫が入りにくく、虫が苦手な方にはおすすめなタープです( *´艸`)
けれど、子供とたくさん遊ぶにはスクリーンタープは宝の持ち腐れかも…。
頻繁に出入りしないといけないし、タープの中でゆっくりする時間は皆無
(我が家だけですか?どうですか?)
メッシュ部分を収納すれば普通のタープとしても使える2WAY仕様のものが多いので購入前にご確認ください。


母子キャンプのタープは初心者でもできる?目的別タープの選び方


キャンプを始めたばかりの初心者の方だと、「タープって必要?」とついあと回しにしがちなタープ。
タープを選ぶときには自分のキャンプの目的を考えてから選ぶとタープの選び方がスムーズです。



キャンプの目的って…テントに泊まることじゃないの?



いいえ、カルシファー…。キャンプの目的は様々あってよ!



急にどこかのマダム来た(;’∀’)
キャンプの目的とは、当たり前ですが「キャンプで何をするか」です。
キャンプの目的によってタープの素材や形もかわってくるので、1つ1つ見ていきましょう♪
・今日は思い切り子供と遊ぶ!
・雨の予報だけど雨キャンプにチャレンジしてみたい。
・薪ストーブや焚き火をたっぷり楽しみたい
他にも…テントやタープの試し張りをしてみたい など
子供とたくさん遊びたい


子供とキャンプ場でたくさん遊ぶ場合は、大きなタープはいりません。
というか子供たちは基本じっとしていないので、タープの下で何かすることはほぼありません!
(え?我が家だけ?)
食事や休憩の時に休む場所を被うくらいの影ができたらOK。
設営が簡単なワンタッチタイプだと遊ぶ時間が確保できていいですよ。
タープの素材:
日差しを通さないようにコットンの入ったTC素材がおすすめ。
真夏ではないならUV加工されたポリエステル生地でも十分です。
おすすめのタープ
ムササビウイング13ft. TC“焚き火”バージョン (テンマクデザイン)
メーカー | テンマクデザイン (tent-Mark DESIGNS) |
商品名 | ムササビウイング 13ft.TC “焚き火”version |
本体サイズ | 390×380/240cm (2.56kg) |
収納サイズ | 43.4 x 14.6 x 14.4 cm |
生地素材 | ポリコットン |
付属品 | ロープ、収納バッグ |
ムササビが滑空するかのような美しいシルエットが特徴のムササビウィング。
ポール2本で低めに設営するのが一番きれいですが、地面に直接固定して床スタイルにするのもよし。
幅が240cm程度なので、2~3人の少人数のキャンプで役立ちます。



我が家でも愛用しているかっこいいタープですよ♪
燃えにくいポリコットン製、近くで焚き火をして火の粉が飛んでも燃えにくい素材なので重宝します。


DOD(ディーオーディー) ヘーキサタープ
ネーミングが面白いDODのヘーキサタープ。
ポリコットン生地でできているので、火の粉に強く、強い日差しでもしっかり影を作ってくれます。
420cm四方の大きさなのでファミリーキャンプでも十分に広いスペースを確保できますよ。
ポールは付属していないので別途購入の必要があります。


TATONKA(タトンカ) タープ 2 TC
ドイツのメーカータトンカはタープで有名な会社です。
「タトンカタープ」の愛称で呼ばれていて、ポリコットン生地を使ったTCタープが定番です。
生地が薄くて軽量なのに、遮光性もバッチリで、しっかりテンションをかけても耐えられる耐久性があります。
約3m四方のタープなので少人数のキャンプに向いていますよ。


雨キャンプにチャレンジしてみる


キャンプに行く日が雨になりそうなときは、キャンセルしちゃおうか迷うところ…。
でも、小雨の予報だったり、雨が降るか微妙な時はキャンセルせずにチャレンジしたいですよね!
雨の日は少し大きめのタープで、テントとリビング部分、遊びのスペースをつくれるとよし。
ただし、大きなタープだと真ん中に雨水がたまりやすいので、設営にはひと工夫が必要です。
タープの素材:
防水性と取り回しやすさを優先してナイロンやポリエステル生地のタープがベスト。
四角いヘキサタープよりは山形に設営できるウィングタープだと雨が溜まりにくいのでおすすめです。
おすすめのタープ
スノーピーク(snow peak) アメニティタープヘキサLセット
メーカー | スノーピーク(snow peak) |
商品名 | アメニティタープヘキサLセット |
本体サイズ | 570 x 500cm (8.9kg) |
収納サイズ | 80×17×19cm |
生地素材 | ポリエステル |
付属品 | ポール、スチールペグ、ロープ コネクションテープ、キャリーバッグ ポールケース、 ペグケース |
アウトドアメーカーsnow peakのエントリーモデルのタープです。
ポールやペグ、テントに連結するテープまで付属している初心者にやさしいセットになっています。
5mある大型タープで、雨の日もしっかりカバーしてくれるので、子供たちの遊びスペースも確保できますよ。


コールマン(Coleman) タープ XPヘキサタープ
メーカー | コールマン(Coleman) |
商品名 | タープ XPヘキサタープ |
本体サイズ | 約460×435cm (約7.6kg) |
収納サイズ | 約直径18×74cm |
生地素材 | ポリエステル |
付属品 | サイドポール×2、ペグ、ロープ ハンマー、キャリーバック |
Colemanのヘキサタープは、タープを支えるメインポールにクロスポールを採用しています。
クロスポールは広げたり狭めたりするだけで高さを変えることができますし、支えるロープが1本なので合計2本のペグを打たなくて済んで少し時短になります。
タープを立てるためのグッズはすべてそろっているエントリーセットなので、タープ初心者さんにはおすすめですよ♪


焚火がしたい


我が家的キャンプのメインイベント「焚火」。
りビンクスペースの近くで火を起こして、火で料理したり、薪をいじりながら観賞したり…。



焚火しないでキャンプに何しに行くの?ってくらい焚火が好き♡



僕らには癒しの効果があるからね。ストレス発散にもいいんだよ♪
焚火には上昇気流がうまれて、煙は上へあがっていきます。ついでに、炎の熱や火の粉も上に上がっていきます。
ここが焚火の大変なところ!(;´・ω・)
熱に弱い素材のタープの近くで焚火をすると、飛んできた火の粉や炎の熱で簡単に穴が開くんです(汗)
例えるならビニール袋にライター近づけちゃったみたいな…(絶対にまねしないでください!)
タープの近くで焚火をしたいときは、必ず難燃素材のタープを使いましょう!!
焚火をより安全にするためには焚火用の難燃シート↓↓を使うとなおGOODです♪




難燃シートはタープの下に設置して、焚火の熱からタープを守るものです。
難燃シートはコンパクトなタープでも使えるので、一枚あると便利ですよ♪


タープの素材:
焚火をするときは必ずコットンを含む生地を選びましょう。
ポリエステルの生地は火の粉で簡単に穴が開くので絶対に使ってはいけません!
おすすめのタープ
テンマクデザイン(Tent-Mark DESIGNS) 焚火タープ コットン レクタ
メーカー | テンマクデザイン (Tent-Mark DESIGNS) |
商品名 | 焚火タープ コットン レクタ |
本体サイズ | 440×495㎝ (7.4kg) |
収納サイズ | 62 x 23 x 23 cm |
生地素材 | コットン |
付属品 | ロープ、収納バッグ |
焚き火大好きテンマクデザインから出ているのは100%コットン製の焚火タープ。
もともとコットンは溶接工などの作業着に使われていて、火の粉がかかってもすぐには燃えにくいことが特徴です。
タープをコットンで作ることでポリコットン製のタープよりさらに火の粉に強くなっています。
焚き火好きにはたまらないタープですが、コットンは他の素材に比べ重く、水を吸うと湿ってさらに重くなるうえに、完全に乾燥させないとカビが生えてしまうので、少々ケアに手間がかかってしまうのがデメリットです。



そういう不便さも焚き火好きには楽しみの1つでもあるんですけどね♡



もはや変態なんです。


スノーピーク(snow peak) TAKIBIタープ オクタ
メーカー | スノーピーク(snow peak) |
商品名 | TAKIBIタープ オクタ |
本体サイズ | 510×450cm(8.9kg) |
収納サイズ | 83×25×26cm |
生地素材 | タープ本体:ポリエステルオックス インナー:ポリエステル・コットン混紡 |
付属品 | インナールーフ、ロープ、収納バッグ ポールケース、ペグケース |
燃えやすいなら二重にしちゃえ!という発想から生まれたのsnowpeakの TAKIBIタープ オクタ。
難燃素材をインナールーフにもってくることでタープの中心で焚き火をすることが可能になりました。
オクタ(8角形)タープなので、左右対称に折りたたむことができ、大型タープですが 撤収しやすくなっています。


まとめ
今回は、母子キャンプで使うタープについての記事を書いてみました。
タープはたくさん種類があるので選ぶのが大変ですよね。
「キャンプで何しようか」と目的を考えてから選ぶと、自分にぴったりのタープが見つかりますよ。
ご自身のキャンプスタイルに合わせてタープを選んでみてくださいね♪
\ この記事で紹介したタープ /



最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!
火のある丁寧な暮らしに憧れる
アラサーシンママの火野あかりでした。
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