こんにちは!

キャンプ歴5年目。アラサー&シンママの火野あかりです。
- キャンプの後のテントの乾かし方
- 自宅でテントを乾かす方法
キャンプが毎回晴れだったらいいのですが、予約した日が雨の予報だったり、急に天気が変わって雨が降ってきたりするとどうしてもテントが濡れてしまいますよね。
テントをぬれたまま放置すると、生地が傷んだりカビが生えたりする原因に!
キャンプ場でテントを乾かせればいいのですが、撤収時に天気が悪いとどうしても乾きません…。
今回は、キャンプ歴4年、雨に降られることの方が多い雨女の私が、キャンプ場でのテントを乾かし方と、自宅でテントを乾燥させる方法を解説していきます。


キャンプでテントはなぜ濡れる?乾かし方を考える
キャンプでテントが濡れる原因をご存じですか?
実は雨だけじゃないんです。
晴れの日でも、テントが濡れる原因は2つ。
- 夜露がテントにおりて濡れる。
- テントの中が結露して濡れる。
- 地面から蒸発した水分で濡れる。
晴れていたとしても、夜露で濡れたり、外気温とテントの中の温度差でテントの内側が結露して濡れてしまうことも…。
キャンプに行けばほぼ確実にテントは濡れます。(断言)
テントを濡らしたまま放置すると、テント生地が劣化し、カビが生えてテントが使えなくなってしまうので、テントは必ず乾燥させておきましょう。
テントが濡れるのは外側だけじゃない
テントは雨が降ったり、夜露で塗れたり、外側ばかりに目が行きがち。
でも、晴れていても夜露がおりなくても濡れている場所が2カ所あるんです。
1つ目は「テントのフロア」
地面に直接接する部分は地面からの水蒸気で濡れています。
フロアシートを保護するグランドシートを敷いていても、濡れてしまうんです。


つまり、テントのフロアはグランドシートからはみ出しているのが普通です。
グランドシートからはみ出たフロアの部分は、地面から気化した水蒸気でどうしても濡れてしまいます。
2つ目はテントの内側
テントの中では人間が寝て、呼吸しています。
体温でテント内は暖かくなり、呼吸に含まれる水分で湿度が上がっているんです。
外気温と差が出ることで夏の冷たい飲み物を入れたコップのように結露して、テントが濡れてしまいます。
そのため、テント内を乾燥させたり、結露に強いテントを選んだりと何らかの対策が必要なんです。





つまり、キャンプの後はテントがほぼ確実に濡れているので乾かすことを考えて片付けなければならないのです!



めんどくさいなぁ。僕が一気に乾かしてあげようか?



いや、テント燃える。やめてくれ。(真剣)
キャンプ場でのテントの乾かし方
テントを片付ける時、キャンプ場で乾燥させるためのポイントは3つ。
- テントの中の荷物を出して、テントの扉をオープンにする。
- フライシートがある場合は外して乾かす。
- 本体のフロアを拭いて乾かす。
- 本体を畳んでグランドシートを乾かす。
この手順なら効率的にテントを乾かすことができます。
キャンプ場でのテントの撤収は3ステップ
テントを片付けをはじめるときにはまずテントの中から始めます。
荷物が無くなったら、テントの扉をできるだけオープンにしましょう。
風通し苦をよくして内側の結露を乾燥させるのが目的です。
テントはダブルウォールという二重構造になっており、一番外側のシートを「フライシート」といいます。
フライシートが付いているままだとシートの内側や、中のテントが乾きにくいので外して別の場所で乾かします。
コンクリートやアスファルトの地面に広げるか、ロープを張ったり、車のドアにかけておきます。
本体の床、フロアはグランドシートより少しはみ出しているのでフロアの端は地面に直接触れています。
そのため、地面から気化した水蒸気で水滴がついていることが多いのです。
濡れている範囲が少ないので、タオルなどで拭いてしまいましょう。
本体が乾燥したら、グランドシートの上で本体を畳み、収納します。
グランドシートは地面に接している方が濡れているので、裏返して乾燥させます。
ポリエステルなどの化繊のテントは早く乾きやすいですが、コットンテントやTC素材のテントは時間がかかります。
キャンプ場の天気が悪かったり、乾燥時間が短い場合は乾燥させて撤収するのを諦めるのもひとつ。



濡れたテントは丁寧に畳む必要はないから、大きめのビニール袋にガサっと入れてパパっと片づけちゃえば楽ちん♪



ボクがいたらなー、簡単に乾くのになー。



いや、だから燃えるって。
キャンプ場でテントを自宅で乾かす3のポイント
テントが乾燥しきらなかった場合は、自宅で乾燥させましょう。
駐車場や庭がある場合の干し方


駐車場や庭などテントを広げて干すスペースがある場合は、広げて干すのが一番簡単です。
余力があるなら、もう一度テントを張れると生地が重ならずに乾燥させることが出来るので理想的。
我が家の場合は、大型の布団干し台を円形に広げてテントを広げて乾かします。


乾かすスペースがない場合の干し方
乾かすスペースがない場合は、駐車している車にかぶせると駐車スペースと干場が確保できて効率的です。
ただ、車に傷が付きそうなので、強くはおすすめいたしません(;^_^A




自宅に駐車場がないマンションの場合は、ベランダや浴室を利用しましょう。
浴室では換気扇や乾燥機が付いているので乾きやすいですし、ベランダでは布団を干すようにかけておけばOK。


もし、キャンプ後にすぐ干せない場合は、玄関やベランダでビニール袋から出してバケツなどに入れておきましょう。
ビニール袋に入れっぱなしにするより早く乾きますよ♪
最終奥義:部屋で乾燥させる


どうしてもキャンプ後に雨が続く場合は、空いている室内で乾かしましょう。


天気にかかわらず干すことができるので、便利なのが部屋干しです。
ただし!
部屋の中で乾かすときは、砂・土・虫・草などテントについているあらゆるものが部屋の中に落ちます。



部屋干しは便利だけど、掃除する覚悟は必要です。
最後は時間のあるときに公園などで最終チェックしましょう。
キャンプのテントを乾燥してくれるサービスもある
キャンプした後にテントを乾燥させる時間が取れない場合には、少々お高いですが、有料サービスを使うのも手。
ファミリーキャンプや母子キャンプで使うテントであれば、5000円~20,000円くらいで乾燥できます。
しばらくキャンプに行かず長期保存する場合は、乾燥するついでにクリーニングを頼んでみてもいいかもしれません。


上記の テントクリーニング.com さんではふるさと納税でテントのクリーニングのチケットをもらうことができるそう!
かなりお得にテントのクリーニングができるので、メンテナンスしたいと思っている方にはおすすめです。



これは知らなかった…。今年の分は使い切っちゃったから、来年は利用したいなと思います!
まとめ
濡れたテントの乾かし方ってキャンプを始めたころはよく知りませんでした。
キャンプで雨が降ることがかなり億劫だったんですが、自宅乾かせるんだと気づいてからは、キャンプ場で時間を無駄にすることがなくなりました。
乾燥時間はテントの種類や大きさにもよるので、ご自身に合うテントを見つけるのもいいかもしれません♪





最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!
火のある丁寧な暮らしに憧れる
アラサーシンママの火野あかりでした。
コメント