こんにちは!

キャンプ歴5年目。アラサー&シンママの火野あかりです。
- 小川カーサイドリビングDX-2に薪ストーブをインストールする方法がわかる
- 車中泊でも薪ストーブを持っていくメリットがわかる
小川カーサイドリビングDX-2を購入後、ぬくぬく冬キャンプを実践するために、車中泊でも薪ストーブを持っていくことを決意。
小川カーサイドリビングDX-2は冬キャンプでも使えるようにスカートが装備されているので、実は冬キャンプ向きなんです。(というかそれが目当てで買った)。



結果!超ぬくぬく冬キャンプが過ごせるキャンプスタイルが爆誕したので紹介します!
車中泊でも薪ストーブがつかえるなら持っていきたい!という方は良かったら最後まで読んでみてください。
では、『小川カーサイドリビングDX-2に薪ストーブをインストールしてみた|冬キャンプの快適空間が爆誕!』を書いていきます。
>> OGAWA カーサイドリビングDX-2のレビューを見てみる


小川カーサイドリビングDX-2に薪ストーブを入れる場所を考える


小川カーサイドリビングDX-2に薪ストーブを入れるための配置を考えてみましょう。
筆者の愛用している薪ストーブはtent-Mark DESIGNS ウッドストーブサイドビュー(M)。
煙突は本体から垂直に伸びているので、カーサイドリビングDX-2でつかうにはテント生地に穴を開けなければいけません。
さすがに新品のテントに穴はあけたくないので、薪ストーブのオプションパーツを使って煙突を横に出す作戦に決定!
勇気のある方はテントに穴をあけて薪ストーブの煙突を垂直に設置した方が楽だと思います。(※本当に勇気のある人に限る)
シミュレーション開始
カーサイドリビングDX-2は車に取り付けるので、両サイドの出入り口のどちらかのファスナーのあるところに薪ストーブを置くことに。
薪ストーブを置かない反対側は出入り口なので、テーブルやチェアなどが邪魔にならないように動線を確保します。
※シミュレーション画像
小川カーサイドリビングDX-2をフルクローズにしたときのファスナーの位置はここ。
幕の真ん中あたりで車から幕からも距離をとれるところに設置できるので、薪ストーブを置いてファスナーから煙突を外に出す設計です。
追加で購入したオプションパーツ
tent-Mark DESIGNS ウッドストーブサイドビューの煙突を幕の外に出すために購入したオプションパーツはこちらの5つ。
※参考画像
ウッドストーブM用の90°曲がる煙突パーツが2つと、延長用の煙突2本です。
あとは念のための煙突ガードをもう一つ追加しました。
tent-Mark DESIGNS ウッドストーブサイドビューは本体から垂直に煙突が出ているので、、いったん曲げて小川カーサイドリビングDX-2の外に出してから再度煙突を垂直に延ばしていきます。
また、煙突を横に出す分、垂直に伸ばす煙突が短くなるので、新しいテントにできるだけ火の粉が当たらないように、追加の煙突で高くしておきます。
煙突が小川カーサイドリビングDX-2の後ろに出て死角になってしまうことと、万が一テント生地が風でなびいて煙突にあたってしまった場合を考えて、煙突ガードも追加で設置しました。



子供たちには「絶対テントの後ろに行かないように!」と鬼の形相で警告しておきました♪



でも、目を離すと心配だね(汗
子供たちが煙突に近づかないように、現地で対策もしました。
小川カーサイドリビングDX-2に薪ストーブを入れる準備
カーサイドリビングDX-2に薪ストーブを入れる前の準備をします。
まずは小川カーサイドリビングDX-2を設営します。
テントの中に薪ストーブを入れるためには、巻ストーブの本体や煙突にテント生地が触れないようにしなければいけません。
薪ストーブは300℃近い高温になるので、ポリエステルなどのテント生地は、本体や煙突にわずかに触れるだけで一瞬で溶けてしまいます。



カーサイドリビングDX-2を薪ストーブから守るために煙突ガードを作ることにしました!
テント生地が溶けないように煙突ガードを自作してみた
筆者が作った煙突ガードがこちら。


はい。ただ、板を山形に組み合わせただけの簡単設計です♪
作り方を見てみましょう。
必要な材料
煙突ガードを作るのに必要な材料は2種類だけ。
- 板×2枚
- 蝶番×2セット
板も蝶番もホームセンターで買えます。
板の大きさは薪ストーブの高さと煙突の長さで決めましたが、蝶番は強度がいらないので小さめのものでも大丈夫です。
ちなみに板の大きさは〇cm(W)×〇cm(L)×〇cm(H)。ホームセンターで売っていたのを切らずに使いました。
作り方
作り方は簡単です♪
板の短い方の辺を合わせ、蝶番が動くのためのすき間をちょこっと開けてから、ネジ止めまたは釘打ちをします。



蝶番には表と裏があるから必ずチェックしてくださいね~!
板と板のすき間を開けておかないと、蝶番がうまく動かなくなったり、変形したりするのですき間は必ず開けましょう!
※画像準備中
板がパタパタ開け閉めできるようになればOK!
立てたときのガタツキは多少あっても大丈夫ですが、勝手に倒れないようにだけ確認しておいてください。
小川カーサイドリビングDX-2に薪ストーブを入れてみた
では、小川カーサイドリビングDX-2に実際に薪ストーブを入れていきます。
ファスナーを開けて薪ストーブの本体をテントの中に入れます。
煙突はつけずに、テントのファスナーを閉め、薪ストーブの本体がテント生地に触れないか確認します。
ファスナーを開けて横から出る煙突をつけます。
本体と立ち上げる煙突の位置を確認し、ファスナーを閉めてみて再度位置を確認します。
薪ストーブ本体の煙突がついたら、自作の煙突ガードを設置します。




煙突との距離がしっかり開いているか確認し、内側はペグで固定。
外側はファスナーを閉めて固定します。
本体の位置が決まったら煙突を延長していきます。
薪ストーブのオプションの煙突ガードを入れながら延長していきます。
※煙突が左右に倒れやすくなってしまうので注意してください!
フックを中から引き出してローブにつなぎ、先にペグを打ち込んで地面に固定するために使います。
煙突が倒れないように注意しながら、ロープの長さを調整し、しっかり固定していきます。
フックの位置的に地面に固定できなかったので、ロープの1本はルーフキャリーに固定しました。
完成!結果、めちゃくちゃあったかい


薪ストーブのインストールが完成しました!
早速火入れして幕内を暖め始めると10分ほどでぬくぬくになりました。
使用した薪は1晩で10kgほどの広葉樹の薪を消費しました。


センサーは必須
薪ストーブをテント内にインストールするときに一番怖いのは「一酸化炭素中毒」です。
密閉された空間で火をつけると一酸化炭素が発生し、濃度が高くなると中毒状態になり、最悪の場合死亡してしまいます。冬キャンプのキャンパーの死亡原因の一つ。
密閉された空間で火をつけると一酸化炭素が発生し、濃度が高くなると呼吸ができなくなり最悪の場合死亡してしまいます。
一酸化炭素中毒にならないための対策として、忘れてはいけないのが「一酸化炭素濃度チェッカー」。
薪ストーブをインストールしたときは薪ストーブの近くと、人の座る場所の近くに一酸化炭素チェッカーを設置しました。



一酸化炭素チェッカーは念のため2つ用意するのがおすすめです。(故障したら命にかかわるため)
換気も大事です
一酸化炭素中毒の対策には換気も大事。薪ストーブを入れてもテントはフルクローズにはしないように注意します。
出入り口の部分は巻き上げておいて、自作の煙突ガードの開口部からも換気ができます。
小川カーサイドリビングDX-2はドーム状になっているので、出入り口が空いていても風が無ければ幕内は暖かく過ごすことができるんです。
人が出入りすることで換気もできるので、薪ストーブを入れても一酸化炭素チェッカーのアラームが鳴ったことはありません。
薪ストーブは一酸化炭素中毒の恐れがあるので、メーカーではテント内での使用を推奨していません。
あくまで自己責任ですが、安全対策とマメな換気をしっかりおこなって使用してください。
小川カーサイドリビングDX-2に薪ストーブをインストールしてみたのまとめ
今回、『小川カーサイドリビングDX-2に薪ストーブをインストールしてみた|冬キャンプの快適空間が爆誕!』について記事を書きました。
薪ストーブをテントの幕の中にインストールすることで冬キャンプでもぬくぬくに過ごすことができます。
一酸化炭素中毒に注意しつつ、楽しい薪ストーブキャンプを過ごしましょう♪



最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!
火のある丁寧な暮らしに憧れる
アラサーシンママの火野あかりでした。
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